女性が困った時にサポートをしてくれるアフターピルとその注意点

アフターピルは、避妊に失敗した性交渉後に服用することで妊娠を阻止することができるピルです。毎日同じ時間に服用することで避妊できる低用量ピルとは違って、含まれている女性ホルモン量が多く、急激にホルモンバランスを乱すことで、人工的に生理を引き起こすことで避妊効果を得ることができるという特徴があります。

ただ、性交渉後に避妊効果を得ることができるというメリットがある反面、急激にホルモンバランスを乱すため、体には大きい負担をかけるというデメリットがあります。こうしたアフターピルの良い面と使用する上で知っておきたい注意点を紹介します。

ピルとは

ピルについて知ることのイメージ
ピルと一言でいっても、さまざまな種類があります。現在主流となっている低用量ピルは、毎日1回同じ時間に服用することで排卵を抑制して、避妊効果を得ることができるというものです。正しく服用すれば95%以上の確率で妊娠を阻止することができ、女性自身が月経をコントロールして安全に避妊効果を得ることができるということから、欧米ではポピュラーな薬となっています。

ピルには、女性ホルモンのエストロゲンとプロテステロンに似た合成ホルモンが配合されていて、服用するとそれらのホルモンによって妊娠したと脳下垂体は感知してしまうため、排卵がストップして休眠した状態となります。排卵が起こらないため、妊娠することはありません。低用量ピルは、含まれているエストロゲンの量が少ないため、副作用が少ないという特徴があります。

アフターピルとは

アフターピルは緊急避妊薬とも呼ばれるピルで、その名前の通り避妊に失敗してしまった場合に服用することで、妊娠を回避することができるという特徴があります。

コンドームは男性が主体となって行う避妊方法ですが、ピルは女性自身が妊娠を望まない時に使用できる避妊方法といえますし、万が一コンドームに穴があいていたり、膣内に射精された場合、また暴行をうけた場合などに服用することで、妊娠を阻止することができます。
ただ、低用量ピルとは違って、急激にホルモンバランスを変えるため、副作用がでる可能性がありますから、緊急時のみ使用するようにすることが大切です。

避妊の失敗にも慌てない

慌ててはいけない
性交渉後、避妊に失敗したとき焦ったり不安でいっぱいになり、どうしたらよいのかわからなくなってしまうケースも少なくありません。アフターピルの存在を知っていれば、万が一避妊に失敗しても慌てずにすみます。
アフターピルは、性行為で避妊に失敗した時に緊急的に使用するものですから、日常的に服用する低用量ピルとは使用方法は異なります。急激にホルモンバランスを変化させるため、体には大きい負担を与えてしまい、吐き気や頭痛などの副作用が強く現れる場合があります。

一般的に避妊をしなかった場合には、女性が妊娠する確率は8~15%程度だといわれていますが緊急避妊薬を使用することで、さらに確率を下げることが可能となります。

緊急避妊薬を使用する際の注意点

緊急避妊薬は、副作用が強く現れ、体に大きい負担をかける薬ですから、服用する際には気をつけないといけないことがあります。すでに子宮内膜に受精卵が着床しているような場合は、緊急避妊薬を服用しても効果はありません。
また、女性ホルモン剤となりますから緊急避妊薬を大量に服用すると、さらに副作用が強く現れてしまい、体にも大きい負担をかけてしまうことになりますから用量を守ることが大切です。

そのほかにも人工的に生理を引き起こして、妊娠する確率を下げることができますが、必ず妊娠しないわけではありません。服用後3週間経っても生理がこない場合には妊娠している可能性がありますから、妊娠検査薬で確認する必要があります。また喫煙者が服用した場合には血栓症や心臓、循環器系などへのリスクが高まる危険性がありますから、ピルを服用する際には、喫煙は控えるようにしましょう。

緊急避妊薬のメリット

アフターピルのメリット
避妊に失敗してしまった場合、72時間以内に緊急避妊薬を服用すれば、受精卵の着床を防ぐことができますから妊娠を望まない場合には、すぐに服用できるように事前に購入しておくと安心です。
また性犯罪などの巻き込まれてしまった場合にも、この緊急避妊薬は女性の助けとなりますから、ピルについての正しい知識を身につけておくことも大事です。

緊急避妊薬は、婦人科などの病院で処方してもらうこともできますが、すべての病院が処方してくれるわけでは無いので事前に病院に確認しておくと安心です。最近では通販で購入することもできますし、病院で処方してもらうよりも費用を抑えることができます。

しかし通販で販売されているものの中には、偽薬もありますから、信頼できる業者を利用することが大切です。緊急避妊薬は、万が一避妊に失敗した時のためには大変メリットのある薬です。ただ、100%妊娠をしないというわけではなく、体にも大きい負担をかけるということも知っておく必要があります。